2006年06月11日
夏の思い出
夏になると思い出す風景があります。
僕は、中学・高校と野球部に入っていました。
当時は、「水を飲むとバテるから飲んではいけない」という間違った常識がまかり通っていたので、夏になると、みな、脱水症状を起こしかけながら練習をしていました。
頭の中にはただ 「水をくれ―――!」という言葉だけが。。。
そんな僕の目の前に飛び込んできたのは、スプリンクラーでした。
それは、美しい放物線を描いて、回転しながら、「水」をまき散らしていました。
僕は、グランドをならしながら、その「水」のほうへにじり寄っていきました。
そしてスプリンクラーの水が自分の顔のあたりを通過するときに「パク!」っと口を開けました。
ふっと気がつくと隣のスプリンクラーには、同級生のA君がいて、僕と同じように口を「パク!」っと開けていました。
口を開けているA君と目が合いました。
…
…
これが、僕が夏になると、ついつい思い出してしまう風景です。


