2006年06月17日

今年のペギオ週間

今、僕のカバンの中には、

郡司ペギオ幸夫 著
『私の意識とは何か』(哲学書房) 
http://tinyurl.com/msbhw

という本が入っています。

この本の主題を、僕は、次のように理解しています。
(もしかしたら、間違っているかもしれませんが。。。)

--------------

「田原真人」という存在は、この漢字4文字で名指しされているものではあるけれど、
その中身は常に入れ替わっていくような同一性だ。

このように、変化を伴いながらも、ある種の同一性を保っていくような存在として、
生命を捉えようとしたときに、どのようなものとして生命を構築したらよいのか・・・。

その鍵は、自己言及性とフレーム問題とを同時に考えるところにある。

例えば、あるルールに従っているかのように行動している個体がいるとする。
その個体が、ルール内の自己矛盾に陥ったときに、ルールから逸脱した行動をしたとする。

しかし、それも実は、ルールの中に内包されていたのだとして認めると、ルール自体が
変化する。

つまり、新しいルールの適用によって、以前はできなかったことができるようになり、
世界が拡張する。

これが生命が自己を拡大させていくプロセスなのではないか・・・?

--------------

このようなことに、僕はずっと興味を持っているわけです。

そして、その興味のど真ん中を、ぐいぐいと進んでいるのが、郡司さんの本なんです。

実は、この本の前に、

『生成する生命』(哲学書房) 
(今は、complete版でのみ読むことができます。)


という本が書かれていて、その続編になっています。

僕は、この2冊を、10年前から読み続けています。

もちろん、ずっとではありませんが、1年に1度、「ペギオ週間」を作って、取り組んでいます。

1年間の思考によって、本を読んだときの理解度が変わってくるのが分かると、うれしいです。

というわけで、今年も、ペギオ週間が始まってしまいました。

移動中などの時間を利用して読みたいと思います。

新しく、何か分かるといいんですけどね。。

tahara_phys at 12:46トラックバック(0)編集後記   この記事をクリップ!

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