2006年07月23日
よい解法とは?
「よい解法」とは、どんな解法でしょうか?
ある問題があって、それを解くとします。
解法はいくつもあって、どの解法を使って答を出しても正解です。
テストであれば、正解が書いてあれば○ですから、そういう意味では、解法なんて、
どんなものでもよいのです。
でも、実際には、「よい解法」と「わるい解法」があります。
それを区別するものは、いったい何なのでしょうか?
これは、僕の考えですが、
「現象の本質(規則性)が見える解法」
が、よい解法だと思っています。
このような解法で問題を解くと、解いた後に、「なぜ、この答になったのか」というのがよく分かります。
「あのね、○○が大きくなると、△△が小さくなるので、□□が大きくなって、こうなったんだよ。」
などと、説明することができます。
現象に隠されていた規則性をつかむことができるのです。
このような形で理解できると、計算をしなくても、頭の中でイメージが動くように
なります。
問題を解く前に、だいたいこんなことが起こるはずだ!というのが見えるようになります。
一方、覚えている公式に数値を当てはめて、計算して解いたりすると、簡単な規則性に気がつかず、ひたすら面倒な計算にはまってしまったりします。
その結果、答が出たとしても、なぜ、その答になったのかは自分では分かりません。
こういう解法が「わるい解法」です。
式をいじるよりも図を利用するほうが、規則性を見抜きやすいです。
代入計算をするよりは、「比」をとって計算するほうが見抜きやすいです。
6月の問題では、運動の規則性を見抜くことができるかどうかをテーマにしました。
1ヶ月間は、解説講義を見ることができますので、僕の言う「よい解法」が、どんな解法なのか、問題を解いて、解説を聞いて、確かめてください。
○6月の問題はこちら
http://tahara-phys.net


