2006年10月16日
どっちの仕事が大変?
今日の登場人物は、田地さんと近藤さんです。
田地さんの苗字は「たじ」と読むのですが、顔がモンチッチに似ていることから、
みんな「デンチッチ」と呼んでいます。
近藤さんは、しゃべると、ものすごい訛りがあって、自分のことを名乗るときに、
「コンデーです。」
と言います。
というわけで、みんな「コンデーさん」と呼んでいます。
この二人が、工場へアルバイトに行きました。
田地さんが任せられた仕事は、段差のある2つのベルトコンベア間を、下から上へ荷物を
持ち上げるという仕事でした。
低い段のベルトコンベアの上を、「殿下もち」というお菓子が流れてきます。
田地さんは、そのベルトコンベアの終点で待ち受けていて、それを一つずつ取り、
高い段のベルトコンベアの上に乗せていきます。
工場長は「1個あたり5円だぞ!」と言ったので、田地さんは、
「5円! 5円! 5円! 5円! ・・・・」
と言いながら、「殿下もち」を持ち上げていくのでした。
近藤さんが任せられた仕事は、殿下もちの箱詰めを、積み上げていくというものでした。
10個入りの平べったい箱を、一つずつ積み重ねていきます。
工場長は、「1箱分の高さだけ持ち上げたら10円だぞ!」と言ったので、近藤さんは、
「10円! 20円! 30円! 40円! ・・・・・」
といいながら、箱を積み重ねていくのでした。
1時間後、休憩になったので、2人は、どれだけ稼いだか計算してみることにしました。
田地さんは、100個持ち上げたので、5円×100個=500円でした。
近藤さんは、10箱積み重ねたので、
10+20+30+ ・・・・ +90=450円でした。
(最初の1個はお金になりません)
田地さんは言いました。
「コンデーさんは、だんだん値段が高くなる仕事だからいいね。こっちは単調だもん。」
近藤さんは言いました。
「デンチッチは、ネデンがイッデーのシゲトでいいべ。こっちらケーセンがメンデーだー。」
田地さんは小さい言葉でつぶやきました。
「コンデーさんの言葉を解読するほうが、仕事より大変だ。」
(最後に、近藤さんの言葉の標準語訳があります。)
★たとえ話終了★
起電力Vの電池は、1クーロンの電荷が通過するごとに、V〔J〕の仕事をします。
ですから、電流が流れると、電池は、
「V V V V ・・・・・」
と言いながら、電荷を持ち上げていきます。
一方、コンデンサーの電位差は、蓄えている電気量に比例します。
ですから、充電に必要な仕事は、一定ではなく、
「w 2w 3w 4w ・・・・」
のように増加していきます。このようにして蓄えたときの仕事が、
コンデンサーには蓄えられます。
このエネルギーを静電エネルギーといいます。
電池とコンデンサーのイメージ、つかめましたか?
(近藤さんの標準訳)
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近藤さんの言葉は、これです。
「デンチッチは、ネデンがイッデーのシゲトでいいべ。こっちらケーセンがメンデーだー。」
「デンチッチは、値段が一定の仕事でいいね。こっちは計算が面倒だ。」
あたってましたか?


