2007年01月23日

何を基準に分ける?

二人の子供が、遊んでいました。

名前は、すーちゃんと、ひーちゃん。

そこへ、先生が栗を持ってやってきました。

すーちゃんには、栗を6つ渡しました。
ひーちゃんんは、栗を8つ渡しました。

先生は、何も言わずに去っていきました。

すーちゃんは、疑問に思いました。「何で6つなんだろう?」
そして、自分に関係するものの中で、6に関係するものを探しました。

数分後、すーちゃんは、家にぬいぐるみが6つあることに気づき、
「これは、キョロちゃんと。。。。。クマちゃんの分なんだ。」と納得しました。

ひーちゃんは、疑問に思いました。「何で、3:4なんだろう?」
そして、すーちゃんの家と、自分の家とで、3:4になっているものを探しました。

すーちゃんの家は、3人家族です。
ひーちゃんの家は、4人家族です。

一人2個ずつでぴったりだ!と納得しました。

先生が戻ってきました。

すーちゃん:「これってぬいぐるみの数でしょ!」
ひーちゃん:「これって一人2個ずつってことでしょ!」

先生はいいました。
「あ、何も考えてなかった。。。。」

★たとえ話終了★

起電力Vの電池と、抵抗値3Rと4Rの抵抗が直列に接続された回路で、抵抗値3Rの抵抗の両端の電圧を求める場合を考えましょう。

その抵抗だけを見て、V1=3RIを計算しようとするのは、すーちゃんのやり方です。

V=3RI+4RI=7RI より、I=V/7R

と計算して、V1=3R×V/7R=3/7×V と計算します。

一方、電気回路全体を見て、全電圧を各抵抗が何対何に内分しているのか、
と見ていくのがひーちゃんのやり方です。

すーちゃんのやり方では見えなかった、回路の特徴、規則性が、ひーちゃんのやり方だと見えてきます。

電池の電圧は、2つの抵抗に3:4に内分されているから、

V1=3/(3+4)V=3/7×V

と求めます。

物理は、自然界に潜む規則性を見抜いていく学問です。

すーちゃん的なやり方よりも、ひーちゃん的なやり方のほうが、電気回路の規則性を見抜いています

ひーちゃんのやり方を身につけていきましょうね。



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