物理Web講座

2006年11月04日

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2006年10月16日

赤本のもう一つの使い方

前号で、「合格平均点と合格最低点の利用法」について説明しました。

自分の志望大学の赤本を見てみましたか?

点数の割り振りをやってみましたか?

まだやっていない人は、今週中に必ずやりましょうね。

目標を明確に定めずに勉強をすると、どうしても無駄が多くなります。

(1)目標を定める
(2)目標に向けてまっすぐに進む

という順番ですよ。

ところで、赤本を見るポイントは、もう一つあります。

それは、出題範囲と解答形式です。

出題範囲については、「原子分野」を出題するかどうかを必ずチェックしましょう。
この範囲を出題するかどうかで、対策が大きく変わってきます。

もう一つの解答形式については、

○マーク式
○記述式
○論述式(完全記述式)

の3種類があります。

注意が必要なのは、論述式(完全記述式)の解答形式を課すところです。

東大や、東北大、東工大、筑波大などは、白紙に近い解答用紙が与えられ、
そこに自分で解答を書いていきます。

書き方を知らないと、減点されたり、必要の無いことを書いて時間をロスしたり
しますので、対策が必要です。

志望大学が、論述式を課すのなら、解答の書き方について研究をはじめる
必要があります。

論述式の解答の書き方については、無料レポートに書いてありますので、
こちらを参考にしてください。

○予備校講師が教える合格する物理学習法
http://www.webkouza.com/phys-jyuken06.html



赤本の使い方

赤本には、合格最低点と合格平均点というのが載っているのを知っていますか?

載っていることは知っていても、この貴重な情報を全く利用していない受験生が
ほとんどです。


生徒からときどき、「物理を何点くらい取れれば受かりますか?」という質問を
されますが、物理だけで合否を決めているわけではないので、何とも答えられません。


当たり前ですが、受験科目全体で合否は決まるんです。


物理が得意な人は、物理で得点を稼ぐだろうし、化学が得意な人は化学で得点を
稼ぎます。

英語が苦手なら、その分を、他の科目で補わなければなりません。


その結果、合計点が決まり、合否が決まるんです。

当たり前ですよね。

 

赤本には配点が載っているんですから、各科目の目標点を定めてみましょう。

自分は数学が得意だから6割とれそうだ!
英語は簡単な問題だから7割取れそうだ!
物理は難しそうだから5割くらいかな?

なんて感じでよいです。


そして、全受験科目の合計点を出してみましょう。

それが、合格最低点を越えていなかったら、目標点を修正しましょう。

できれば、合計点が合格平均点を超えるように、各科目の目標点を定めましょう。

問題の難易度が分からないときは、先生に聞いてみるのもよいでしょう。

せっかく、このメルマガを読んだのですから、今週中にやりましょう!

 

目標が定まれば、やることが決まってきます。

8割取らなくてはならない場合の勉強と、4割取れれば十分な場合の勉強は違って
きます。

9月からの勉強の効率が全く違ってきますよ。



学校準拠の問題集で基礎が固まるか?

物理の勉強法についてよくされる質問に、

「学校で配られた問題集○○をやっているんですが、基礎はこれで大丈夫ですか?」

というものがあります。

今日は、この質問について考えてみようと思います。

 

○○に入るのは、センサー物理、セミナー物理、リードαなどです。

これらは、教科書会社が教科書準拠の問題集として販売しているものです。


これらの問題集の目的は、教科書の理解を深めることです。

ですから、大学入試の問題傾向とか、そういったものは、基本的に考慮していません。

「公式に数値を代入して答を求めさせる」

といった問題が多いですが、これは入試の出題傾向とは大きく異なります。

大学入試では、単に公式を覚えていれば解けるような問題はあまり出題されないし、
数値計算よりも、文字で表すことのほうが多いです。


結論を言います。

大学受験を目指して物理を勉強しているのなら、最初から、入試対策用の問題集を
使ってやったほうがよいです。

問題を解くときの考え方などが違ってくるので、

教科書準拠=基礎
入試問題集=応用

というわけではありません。

ですから、最初から入試問題集をやったほうがよいです。



テキストの問題を繰り返しやるということ

予備校でよく聞かれる質問に、

「テキストを何回もやったほうがよいですか?」

というものがあります。

今日は、この質問について考えてみようと思います。

予備校のテキストというのは、「頻出問題」を並べたものになっています。

ですから、それを完璧にマスターすれば、ほとんどの大学で合格点を取ることが
できるのです。

ただし、「完璧にマスターすれば。。。」というところがポイントなのです。

マスターすべきは、頻出問題を解くための「考え方」や、「解法」なのです。

それを理解するための例が、テキストの問題なのです。

例を通して、その向こう側にある「考え方」や「解法」を理解したいのです。

そうすれば、他の問題であっても、解くことができるようになります。


物理の勉強がうまくいっていない人の中には、

「先生、テキストの問題を5回くり返したのですが、模試の問題は解けません」

というような人がいます。


よくよく聞いてみると、式の立て方を正確に理解していなかったり、考え方を
誤解していたりしていたりします。

このような人の問題点は、自分がちゃんと理解しているかどうかが、同じ問題
ばかりを解いているため、分からないということなのです。

ですから、僕は、2回ほど解いて、解法をマスターしたと思ったら、問題集など
から、類題を探して解くことをすすめています。

そこで、本当に理解していたのかどうかがチェックできます。

ちゃんと分かっているのなら、類題を解けるはずですからね。



弁理士試験の物理

受験生の皆さんには、なじみが無いかもしれませんが、物理Web講座には、「弁理士」を目指して、
物理を勉強されている方が、何人もいます。

その中のお一人から、先日、弁理士試験の選択問題対策として、どの講座が適している
のかをたずねられました。

前々から、一度、ちゃんと分析しておこうと思っていたので、この機会に分析してみま
した。

平成14年度から17年度までの4年間の、物理学(共通)、電磁気学(選択)、
光学(選択)の問題の、内容、難易度、講座との対応関係を調べて、まとめました。

こちらから見ることができます→ http://www.webkouza.com/2006/07/post_166.html

一部、大学初等レベルの問題も出題されるので、その対策法も、近いうちに公開したい
と思います。

弁理士試験を受験しようと考えている皆さん、物理の学習法について質問がありました
ら、この機会にどうぞ。(このメルマガの返信でO.K.です。)



2006年10月15日

9月からでも間に合う!

◆9月からでも間に合う!


僕が予備校講師になったのは、10年前の9月でした。

なんで、4月ではなく、9月なのかというと、大学院を退学して、仕事を探そうと
思ったのが9月だったのです。

とりあえず、数学と物理を教えることはできるから、予備校講師にでもなろうかなと
思いました。

ほかによい方法も思いつかなかったので、タウンページの予備校欄を見て、上から
順番に電話していきました。

「数学か物理の講師を募集していませんか?」

という感じです。


中途半端な時期だったのにもかかわらず、運よく、そのうちの1校から、
「面接をしたい」と言われました。

面接をした予備校からは、今年いっぱいで今の物理の先生が辞めるので、試験的に
「物理演習」の講義をやってほしいと言われました。

というわけで、9月から予備校で物理を教えることになったのです。


僕にとって幸運だったのは、前から予備校にいた物理の先生が、

「大学受験の問題は、高校の教科書から出るんだから、教科書を完璧にすればいいんだ!」

というのが口癖で、全員に教科書を買わせて、ひたすら教科書にこだわって教えると
いう人だったことです。

上位層の生徒は、そのやり方に反発し、自己流で物理をやろうとしていました。


そこに、教科書のやり方をまったく無視して、微積分を使って物理を教える正反対の
タイプの僕が、突然、現れたのです。

上位層の十数名は、自己流でやるよりは、「この人を頼ろう!」ということになり、
僕のやり方を全面的に取り入れることにしました。

9月から、物理の解法を根底から変えることにしたのです。

大学院で物理を研究していたものの、受験生に物理を教えるのはまったくはじめて
だった僕に、すべてを任せることにしてしまったのです。


彼らも、僕も、必死でした。

週に2時間のの演習の時間で解法を教え、あとは時間の許す限り、質問へ答えました。


今から考えると、授業も下手で、教え方も分かりにくかったと思います。

でも、勢いみたいなものはありました。


結局、彼らは、3ヶ月で微積分を使った解法をマスターし、東大や、東北大医学部、
早稲田大理工などの難関大学へ合格しました。

「物理はできた!」

と言っていました。

 

何が言いたいのか。。。

 

「物理が苦手だ。。。。」と言っているあなたに、

「今からだって間に合うんですよ!」 と言いたい!

 

9月からなら、まだ、大丈夫です。


毎年、予備校に9月から入学する人はたくさんいますが、ほとんどの人が、受験までの間に田原の物理をマスターしています。


部活動などで、これまで勉強時間が取れずに、ここまできてしまったという人でも、本気で取り組めば、まだ大丈夫ですよ。



2006年04月17日

2006年度 物理Web講座への申し込み開始!

いよいよ、2006年度の物理Web講座への申し込みがスタートしました。

今年は、レギュラー講座をPCレターで配信するはじめての年になります。

また、著書をテキストとして使う、一般向けの初級講座「はじめての微積物理」も開講します。

また、たくさんの受講生の方と、よい出会いがあるのではないかと思うと楽しみです。

「田原の物理」がネットで学べる!「物理Web講座」はこちら


tahara_phys at 07:46  この記事をクリップ!

2006年02月26日

2006年度の物理Web講座について

2006年度の物理Web講座は、こちらの新サイト

「物理Web講座」

から配信します。お気に入りに追加しておいて下さいね。



tahara_phys at 05:14  この記事をクリップ!

2006年01月23日

センター物理 解説講義(無料)

1月22日に実施されたセンター試験の物理Iの解説講義を無料で公開します。

詳しくはこちら



tahara_phys at 01:03トラックバック(0)  この記事をクリップ!
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田原@予備校講師
はじめまして。

「微積で楽しく高校物理が分かる本」著者の田原真人です。

田原のプロフィールはこちらです。

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